【2026年8月開始予定】菊陽町の住宅改修助成制度|バリアフリー・リフォーム対象工事を解説
こんにちは。熊本で福祉用具レンタルと介護リフォームを行っている株式会社千広です。
「菊陽町で利用できる住宅改修の補助金や助成制度を知りたい」
「介護保険の20万円枠だけでは、必要な住宅改修をすべて行えない…」
そんなお悩みをお持ちの方に朗報です! 菊陽町では2026年8月から、要支援・要介護認定を受けている方を対象とした「住宅改修助成制度」が大幅に拡充される予定です。
今回は、この新しい菊陽町の住宅改修助成制度について、対象となる方や工事内容、助成額、申請の手順まで、バリアフリーのプロが分かりやすく解説します。
【※本記事の情報について(ご注意)】 本記事は、菊陽町から事業者向けに案内された「介護保険住宅改修の助成制度拡充に関する案内資料」をもとに、2026年7月23日時点の内容を整理して作成しています。 現時点では菊陽町ホームページに一般向けの案内は掲載されておらず、制度開始日、申請書類、対象工事の詳細などが今後変更・追加される可能性があります。実際に申請する際は、必ず工事を始める前に、菊陽町介護保険課または担当ケアマネジャーへご確認ください。
介護保険に上乗せ!菊陽町の新しい住宅改修助成制度とは?
通常、要支援・要介護認定を受けている方が自宅に手すりを付けたり、段差を解消したりする場合、「介護保険の住宅改修」を利用して工事費の支援を受けることができます。 しかし、従来の制度では対象工事費の上限は原則「20万円」まででした。
「玄関も、お風呂も、トイレも直したい」となると20万円をあっという間に超えてしまったり、生活に必要な工事なのに「介護保険の対象外」として全額自己負担になったりするケースが少なくありません。
菊陽町の新しい制度では、こうした不足部分を補うため、以下の2つの手厚い支援が追加されます!
1. 介護保険の上限を超えた工事費を支援(最大20万円上乗せ)
介護保険住宅改修の対象工事費が20万円を超えてしまった場合、その超過部分について菊陽町が最大20万円まで追加で助成してくれます。 これにより、介護保険分(20万円)と町独自分(20万円)を合わせて、【対象工事費は最大40万円】となります。
※40万円全額がもらえるわけではなく、ご自身の負担割合(1〜3割)に応じた自己負担が必要です。
2. 介護保険「対象外」の改修工事も支援
ここが一番のポイントです! 浴槽や洗面台の取替え、玄関周辺の整地、足元灯の設置、IH電気調理器への変更など、これまで介護保険では対象にならなかった工事も、町独自の助成対象に加わる予定です。「保険対象外だから…」と諦めることなく、ご自宅での安全な生活に必要な環境を整えやすくなります。
制度を利用できる対象者
対象となるのは、菊陽町にお住まいで、以下のいずれかの介護保険認定を受けている方です。
- 要支援1・要支援2
- 要介護1~要介護5
※要支援・要介護認定を受けていない方は、今回の制度の対象外となります。
また、「対象工事であれば無条件で利用できる」というわけではありません。 ご本人の身体状況、日々の生活動作、現在の住宅環境などを確認し、「その改修が本当に必要か」が判断されます。設備の老朽化や、単なる見た目をきれいにするだけのリフォームは対象にならない可能性が高いため注意が必要です。
対象となるバリアフリー工事の内容
具体的にどのような工事ができるのでしょうか。従来の「介護保険」でできることと、今回の「町独自助成」で追加されることを場所別にまとめました。
【基本】介護保険の住宅改修で対象となる工事
まずはベースとなる介護保険で以下の工事が可能です。
- 手すりの取り付け
- 段差の解消(敷居の撤去など)
- 引き戸や折れ戸などへの扉の取替え
- 滑り防止や移動円滑化のための床材・通路面の変更
- 和式から洋式便器などへの取替え
- (上記に付帯して必要となる工事)
【拡充】菊陽町独自の助成対象となる工事(場所別)
町独自の助成では、以下のような生活に密接した場所の工事が追加されます。

■ 浴室・脱衣所
壁タイルの張替え / 浴槽の取替え / 水栓金具の取替え / 洗面台の取替え / 暖房器具の設置 / 脱衣室への腰掛台の設置
【プロの視点】濡れた床を移動して浴槽をまたぐ動作は転倒リスクが高いです。ご本人に合った浴槽や洗面台に変更することで入浴動作が劇的に楽になります。また、暖房器具は冬場のヒートショック予防に絶大な効果があります。

■ 玄関周辺
地面の整地 / 足元灯の設置 / 出入りセンサーの設置 / 上がり框(かまち)部分への腰掛台の設置
【プロの視点】杖や歩行器を使う方にとって、玄関アプローチのわずかな傾きや凸凹は姿勢を崩す原因になります。地面の整地と手すりを組み合わせることで、外出が安全になります。
■ 廊下
足元灯の設置 / 通路幅を確保するための工事
【プロの視点】夜間、寝室からトイレへの移動は転倒事故が多いタイミングです。足元灯で進行方向を明るく保つことや、車いす・歩行器が通れる幅を確保することが重要です。
■ 寝室・居室
出入口の幅を広げる工事 / 畳からフローリングへの改修
【プロの視点】畳は車いすや歩行器の車輪が沈み込み、操作が重たくなります。フローリングへの変更で室内移動の負担が大きく軽減されます。

■ 台所
IH電気調理器の設置工事 / IH電気調理器の機器代
【プロの視点】火の消し忘れや着火事故を防ぐために有効です。ただし、ご本人が新しいIHの操作を理解して無理なく使えるかの見極めも必要です。
■ トイレ
便器の取替え / 暖房便座や温水洗浄機能を備えた便器への取替え / 暖房器具の設置
【プロの視点】立ち座りの際、便座の高さが合っていないと膝や腰に大きな負担がかかります。便座の高さだけでなく、手すりの位置や扉の開閉方向もセットで見直すことが大切です。
助成額と自己負担のシミュレーション
対象となる工事費の上限は、合計で最大40万円です。
- 介護保険対象工事分:20万円
- 上限超過分・町独自工事分:20万円
これを利用者の負担割合(1割・2割・3割)に応じて計算します。

合計30万円の工事を行っても、自己負担はわずか「3万円」(助成額27万円)で済みます。これまで全額自己負担になりがちだった「上限超過分」や「対象外工事」にまで助成が広がる、非常にありがたい制度です。
申請の流れと【絶対に守るべき注意点】
申請は以下の流れで進めます。
- 担当ケアマネジャーへ相談する(※いない場合は町介護保険課へ)
- 住宅改修事業者による現地確認と見積もり
- 【重要】工事前に申請する
- 町の確認後に工事を開始
- 工事完了後に自己負担分を支払う(※受領委任払いの場合)
⚠️ 最大の注意点:必ず「工事前」に申請を!
制度を利用する上で最も重要なのが、「工事前の事前申請」です。 対象工事であっても、町の確認(承認)を受ける前に工事を始めてしまうと、原則として助成の対象外となり、全額自己負担になってしまう可能性があります。見積もりを取った段階で、絶対に勝手に着工しないようご注意ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 介護保険の20万円枠を使い切っていなくても、町独自工事を申請できますか?
A. はい、申請可能です。ただし、手すりなど介護保険の対象になる工事は、まず介護保険枠から優先して適用されます。
Q. 住宅改修助成を初めて使うのですが、いきなり町独自対象工事だけを利用できますか?
A. ご利用可能です。ただし、ご本人の身体状況から「生活上の必要性があるか」の事前確認・審査は必要になります。
Q. 工事が終わってしまった後からでも申請できますか?
A. いいえ、事後申請は対象外です。必ず「着工前」に申請手続きを行ってください。
Q. 一度に40万円分使わなくても良いですか?
A. はい、上限額に達するまで複数回に分けて申請することが可能です(例:今年は玄関、来年はお風呂など)。ただし、その都度「事前申請」が必要です。
菊陽町の介護リフォーム・住宅改修は千広へご相談ください
住環境のプロに相談
住宅改修で最も大切なのは、「どの設備を新しくするか」ではなく「どの生活動作を改善し、安全にするか」です。
同じ「玄関の改修」でも、
- 段差を昇り降りする際にしっかり体を支えたいのか
- 杖や歩行器で道路までスムーズに出たいのか
- 夜間の足元の見えにくさを解消したいのか これによって、提案すべき工事内容は全く変わってきます。身体状況や環境を考慮せず「ただ手すりを付けるだけ」では、十分な効果が得られないこともあります。
私たち株式会社千広は、福祉用具の専門知識と、約1万件の介護リフォーム実績を持つ「住環境のプロフェッショナル」です。手すり一本の取り付けから、お風呂・トイレの改修まで、福祉用具の活用も踏まえたトータルなご提案をいたします。
「うちの場合は菊陽町の助成対象になる?」 「介護保険との組み合わせ方がよくわからない」 「まずは見積もりと、手すりの位置のアドバイスが欲しい」
このようなお悩みがありましたら、ぜひ「工事を始める前に」株式会社千広までお気軽にご相談ください!
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この記事の著者

会社名:株式会社千広
事業所名:福祉用具貸与・販売事業所 千広
事業所番号:4370103287
所在地:〒861-4101 熊本県熊本市南区近見1丁目8-5
電話番号:096-320-8415
FAX:096-320-8457

