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熊本県にお住まいの高齢者・障がいのある方へ:自宅リフォームで使える補助金・助成金お役立ちガイド

はじめに  多くの高齢者の方や障がいのある方が、住み慣れたご自宅で、安全かつ快適に暮らし続けたいと願っていらっしゃいます。ご自宅のリフォームは、生活の質を大きく向上させ、家庭内での不慮の事故を防ぎ、介護するご家族の負担を軽減することにも繋がります 。  この記事では、熊本県にお住まいの皆様が、そのような自宅リフォームを行う際に活用できる可能性のある様々な補助金・助成金制度について、わかりやすく解説いたします。特に熊本市の制度を詳しくご紹介するとともに、国が実施している関連制度についても触れていきます。  これらの制度は、単に経済的な支援を提供するだけでなく、高齢者の方や障がいのある方が自立した生活を送り、より安心して暮らせる社会を目指すという、より広い目的を持っています。しかしながら、利用できる制度が多岐にわたるため、どの制度が自分に適しているのか、どのように申請すればよいのか、情報が複雑で分かりにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。この記事が、皆様にとって、必要な情報を見つけ出し、制度活用の第一歩を踏み出すためのお手伝いとなれば幸いです。 まずは確認!介護保険の住宅改修制度  要介護認定や要支援認定を受けていらっしゃる方にとって、住宅リフォームを考える際の最初の選択肢となるのが、介護保険制度における住宅改修費の支給です。この制度は、比較的小規模ながらも、日常生活の安全性や利便性を高めるために不可欠な改修を支援するものです。 対象者:介護保険法に基づき、要介護認定または要支援認定を受けている方が対象となります。 対象となる改修:この制度で対象となるのは、主に以下のようなバリアフリー改修です。資産価値を高めるような大規模な増改築は対象外となる点に注意が必要です 。 ・手すりの取り付け・段差の解消(敷居の撤去、スロープの設置など)・滑りの防止及び移動の円滑化のための床材または通路面の材料の変更 (畳からフローリングへの変更など)・引き戸等への扉の取替え (開き戸から引き戸や折れ戸への変更、ドアノブの変更など)・和式便器から洋式便器への取替え、または既設洋式便器のかさ上げ・上記の改修工事に付帯して必要となる工事(下地補強、給排水設備工事など) これらの改修は、あくまで身体状況に合わせた機能改善を目的としており、デザイン性や趣味のための工事は対象となりません。 【支給額】支給限度基準額は、現在お住まいの住宅(住民票のある住宅)一箇所につき、原則として生涯で20万円です。この範囲内であれば、複数回に分けて利用することも可能です。実際に支給される金額は、かかった費用のうち、所得に応じた自己負担割合(1割~3割)を除いた額(7割~9割)となります。つまり、支給限度基準額20万円の工事を行った場合、自己負担が1割の方であれば18万円、2割なら16万円、3割なら14万円が上限として支給されます。 【申請手続き】介護保険の住宅改修制度を利用する上で、最も重要なのは、工事を始める前に必ず申請手続きを行うことです。事前申請と承認なしに着工した工事は、原則として保険給付の対象となりません。これは、改修の必要性や内容が適切であるかを事前に確認し、保険給付の適正な運用を担保するための仕組みです。万が一、承認前に工事を進めてしまうと、全額自己負担となる可能性があるため、絶対に避けなければなりません。具体的な手続きの流れは以下の通りです。 お見積→申請→承認→工事着工→完了→補助金支給 申請手続きの流れはわかっても、ご自宅の現状やお身体の状態を詳しく把握した上での最適な工事の判断や、複雑な申請手続きはご家族だけでは難しいものです。失敗しないためにも、まずは専門家へご相談ください。 熊本市ホームページ|介護保険住宅改修費の支給について 熊本市の主な住宅リフォーム補助金  熊本市では、介護保険制度とは別に、高齢者や障がいのある方の住環境改善を支援するための独自の補助金制度を設けています。これらの制度は、対象者や条件、補助内容がそれぞれ異なるため、ご自身の状況に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。特に、介護保険の認定状況や年齢、世帯の所得状況などが、どの制度を利用できるかの重要な判断基準となります。 高齢者住宅改造費助成事業 (要介護・要支援認定者向け) この事業は、在宅の高齢者や障がいのある方が安全かつ快適に生活できるよう住宅改造費を助成し、自立促進、寝たきりの防止、介護者の負担軽減を図ることを目的としています 。 対象者・熊本市に居住または居住予定の方。・65歳以上で、介護保険法に基づく要介護・要支援認定を受けている方。・または、65歳以上で身体障害者手帳1級・2級、  もしくは療育手帳A1・A2の交付を受けている方。・または、65歳未満で身体障害者手帳1級・2級、 もしくは療育手帳A1・A2を所持している方。・世帯の生計中心者の市民税所得割額に制限があります。・改造する家屋の所有権を有しているか、所有者の承諾を得ていること。・原則として、過去にこの助成を受けていないこと(ただし、身体状況の変化等により再度の改造が必要と認められる場合を除く)。 対象となる改修工事・玄関、廊下、階段、居室、浴室、トイレ、洗面所、台所など、高齢者等が利用する部分の改造工事。新築、増築、大規模な改築は原則対象外ですが、構造上やむを得ない場合は改造部分にかかる経費のみ対象となることがあります 。 助成額 助成額は、対象者の条件によって異なる「基準額」と、実際にかかった対象経費を比較して少ない方の額に、世帯の所得状況に応じた助成率(3分の3、3分の2、または2分の1)を乗じて算出されます。 基準額の例・65歳以上の要介護認定者: 40万円・65歳以上の要介護認定者で、かつ重度の身体障がい または知的障がいのある方: 70万円・65歳未満で重度の身体障がいまたは知的障がいのある方: 90万円 介護保険との併用 この制度の大きな特徴は、介護保険の住宅改修費支給制度と併用が可能である点です 。介護保険の支給限度額20万円を超えてしまうような改修や、介護保険の  対象とならない部分の改修であっても、この助成事業の対象となる可能性があります。これにより、より広範囲な、または質の高いバリアフリー改修が実現しやすくなります。例えば、介護保険で手すり設置と段差解消を行い、市の助成事業で浴室全体の改修を行う、といった組み合わせが考えられます。 申請手続き 工事着工前の事前申請が必須です。まずは、お住まいの区の区役所福祉課または地域包括支援センター(ささえりあ)にご相談ください。申請には、改造箇所の設計図、施工前の写真、工事費の見積書、所得を証明する書類など、多くの書類が必要となります。 熊本市ホームページ|高齢者住宅改造費助成事業について(要介護・要支援認定者に限る) 高齢者住宅バリアフリー化改修費補助金 (自立した高齢者向け)  この補助金は、高齢者が住む住宅のバリアフリー化を促進し、家庭内事故を防止して居住の安定を図ることを目的としています。 対象者・熊本市に住所を有し、補助対象住宅に居住している満65歳以上の方。・重要な条件として、世帯の全員が介護保険法による要支援または要介護・認定を受けていないこと(認定申請中や更新忘れによる期限切れも対象外)が挙げられます。この点が、上記の「高齢者住宅改造費助成事業」との大きな違いです。つまり、まだ介護保険のサービスは必要ないものの、将来のために住まいを安全にしておきたい、という自立した高齢者の方を対象としています。・世帯の65歳以上の方全員の年収に制限があります。・市税を滞納していないこと。・世帯の全員が暴力団員等でないこと。 対象となる住宅 熊本市内にある既存の住宅(戸建、共同住宅の専有部分など)。 借家の場合は所有者の承諾が必要です。 対象となる改修工事・手すりの取り付け・段差の解消・滑りの防止及び移動の円滑化のための床材または通路面の材料の変更・引き戸等への扉の取替え・和式便器から洋式便器への取替え、または既設洋式便器のかさ上げ・上記の改修工事に付帯して必要となる改修工事 補助金額 バリアフリー改修工事にかかる費用の3分の1で、補助上限額は6万円です(つまり、対象経費18万円までの工事が補助の範囲となります)。1世帯につき、補助上限額に至るまで複数回の申請が可能です。補助額は比較的小規模ですが、予防的な改修には有効な支援と言えるでしょう。 申請手続き 申請期間が定められており(例:令和7年度は令和7年4月7日から令和8年1月15日まで)、原則として郵送または電子申請で受け付けられます。工事は指定された期日までに完了報告が必要です。申請には、補助金交付申請書や工事見積書の写しなどが必要です。 熊本市ホームページ|高齢者住宅バリアフリー化改修費補助金について 住宅改造費助成事業 (障がいのある方向け) この事業は、在宅の障がい児・者の方の日常生活における利便性向上を目的とした住宅改造経費を助成するものです。 対象者・原則として65歳未満の方。65歳以上の方は、基本的に介護保険サービスや上記の高齢者向け助成事業の利用が優先されます。・熊本市に居住(または居住予定)の方。・身体障害者手帳1級・2級、または療育手帳A1・A2を所持する方。・世帯が市民税非課税であるか、または生計中心者の市民税所得割額が22万円以下であること。 対象となる改修工事 手すりの取り付け、段差解消、廊下・ドアの拡張、和式から洋式便器への取替え、車椅子用電動昇降機の設置など、障がいの状況に応じた幅広い改造が対象となり得ます。 助成額
 基準額は上限90万円です(ただし、過去に日常生活用具給付等事業における住宅改修制度を利用したことがある場合は上限70万円となることがあります)。助成率は、市民税非課税世帯または生活保護世帯の場合は対象経費の3分の3(全額)、市民税課税世帯(所得制限内)の場合は3分の2となります。
 申請手続き
 工事着工前の事前申請が必須です。手続きには、改造箇所確認のための現地調査(家庭訪問)の申請、助成金交付申請、工事完了後の実績報告書の提出などが含まれます。相談・申請窓口は、熊本市障がい福祉課です。  また熊本県内の各市町村では、介護保険制度を補完する形で、独自の条件(居住年数、所得制限、地元の地域通貨での支給など)を設けた支援策を講じていることが多いです。そのため、お住まいの市町村の役場(高齢福祉担当課や障がい福祉担当課など)や、最寄りの地域包括支援センター(ささえりあ)に直接問い合わせて、最新の情報を確認することが最も確実です 9。地域によっては、この記事で触れられていない独自の支援制度が存在する可能性もあります。 熊本市ホームページ|障がいのある方への住宅改造経費の助成について 国が支援する「住宅省エネ2025キャンペーン」もチェック  「住宅省エネ2025キャンペーン」とは日本が掲げる2050年カーボンニュートラル実現という目標に対し、国土交通省、経済産業省、環境省の3省が連携して推進する新しい支援事業です。住宅所有者が快適性の向上、光熱費の削減、そして資産価値の向上に繋がるリフォームに対して、手厚い金銭的支援を受けられ、子育て世帯だけでなく全世帯が対象のものです。
 このキャンペーンは、「子育てグリーン住宅支援事業」と「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」「賃貸集合給湯省エネ2025事業」のそれぞれ異なる目的を持つ4つの補助金事業から構成されています。  高齢者の方の住宅リフォームで活用できる「子育てグリーン住宅支援事業」と「先進的窓リノベ2025事業」について詳しくご説明します。 子育てグリーン住宅支援事業  子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業です。  新築に対する補助は子育て世帯または若者夫婦世帯に限られますが、リフォームに対しては工事内容に条件はあるものの全世帯が対象です。 対象者①グリーン住宅支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする方「グリーン住宅支援事業者」とは、工事発注者に代わり、交付申請等の手続きを代行し、交付を受けた補助金を工事発注者に還元する者として、予め本事業に登録をした工事施工業者です。※工事請負契約等が結ばれていない工事は対象になりません。 ②リフォームする住宅の所有者等であること住宅を所有し、居住する個人またはその家族の方や法人などが対象です。 対象となるリフォーム工事 1. 開口部の断熱改修 2. 躯体の断熱改修 3. エコ住宅設備の設置 4. 子育て対応改修 5. 防災性向上改修 6. バリアフリー改修 7. 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 8. リフォーム瑕疵保険等への加入※1〜3の必須工事、4〜8の任意工事のうちそれぞれ2つ以上のカテゴリーの工事を行った場合かつ補助額の合計が5万円以上で補助対象となります。 補助額と上限額必須工事1~3をすべて実施すると、一戸あたり上限は60万円です。また必須工事1~3のうち2つを実施しても一戸あたり40万円を上限に補助されます。。飲み過ぎには注意しましょう。 国土交通省|子育てグリーン住宅支援事業公式サイト 先進的窓リノベ2025事業 先進的窓リノベ2025事業は、既存住宅の早期の省エネ化を図り、エネルギー費用負担の軽減及び住まいの快適性の向上と、2030年度の家庭部門からのCO2排出量66%削減、「ウェルビーイング/高い生活の質」の実現に貢献するとともに、先進的な断熱窓の導入加速により、価格低減を促進することで関連産業の競争力強化・経済成⾧を実現し、くらし関連分野のGXを加速させることを目的とする事業です。つまり断熱性能の高い窓やドアへの改修に特化した制度です。 対象者戸建、共同住宅によらず、既存住宅すべてが対象です。ただし居住用の家屋が対象で、事務所や店舗などは対象になりません。 対象となるリフォーム工事・開口部の断熱改修(リフォーム) 補助額と上限額・一戸あたり200万円 住宅の断熱性が低いと夏は熱中症、冬はヒートショックなどの高齢者の身体に重大な被害がある可能性があります。上記2つの制度はそれを防ぐために活用が可能です。 国土交通省|先進的窓リノベ2025事業公式サイト 補助金申請をスムーズに進めるために  住宅リフォームの補助金制度は、上手に活用すれば費用の大きな助けとなりますが、申請手続きは煩雑に感じられることもあります。  「どの改修が本当に今の自分に必要なのか」「将来のことも考えると、どんな工事をしておくべきか」といった判断は、ご本人やご家族だけでは難しいものです。また、制度の対象となる工事内容を正確に見極め、適切な見積もりを取得し、煩雑な申請書類を準備するのは大きな負担となり得ます。
  だからこそ、住宅改修・リフォームを具体的に進める前にまずは専門家にご相談いただくことが、失敗しないための最も重要なステップになります。最も大切なのは【専門家とよく相談し、ご自身の心身の状態や生活スタイルに本当に合った改修を行うこと】です。
  「うちの家、もっとこうだったら暮らしやすいだろうな」というその気持ちを、まずは専門家に話してみることからすべては始まります。専門家は、あなたの想いを形にするための、いわば「翻訳家」であり「伴走者」です。
  住み慣れた我が家がこれからもずっと一番安心できる場所であるように。そのための第一歩をぜひ踏み出してみてください。 まとめと相談窓口 福祉用具や介護リフォームは千広に相談! 本記事では「熊本県 高齢者向け リフォーム補助金」をご紹介しましたが、・うちでもリフォームできるの?・リフォームが必要な状態か判断できない・費用はどのくらいかかるの?など、疑問も多いかと思います。
本記事やご自身だけで判断が難しい場合は、介護の知識を持ったプロに一度ご相談されるのがおすすめです。  株式会社千広は熊本県に根差して、地域のご高齢者やご家族の生活を福祉用具で20年以上支援してきた企業です。高齢者の身体はもちろん、豊富な種類の福祉用具を取り扱っておりますので、お風呂場の介護リフォームにつきましても、まずはお気軽にご相談ください。
 福祉用具・介護リフォームについて相談したい方はこちらから⇒  公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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【高齢者向け】命を守る熱中症対策!原因・症状・予防法を徹底解説!〜快適な夏はエアコンのお手入れから〜

 近年、夏の猛暑はますます厳しさを増し、熱中症による救急搬送者数や死亡者数のニュースを目にしない日はありません。熱中症は、年齢に関わらず誰にでも起こりうる危険な状態ですが、特に注意が必要なのが高齢者の方々です。  体力や体温調節機能が低下している高齢者は、熱中症を発症しやすく、さらに重症化しやすい傾向にあります。ご自身はもちろん、ご家族や周囲の方々も正しい知識を持ち、適切な対策を講じることが、かけがえのない命を守ることに繋がります。  この記事では、なぜ高齢者が熱中症になりやすいのか、その理由から具体的な予防策、そして万が一の際の初期症状までを詳しく解説します。今年の夏を安全に、そして快適に過ごすために、ぜひ最後までお読みください。 なぜ高齢者は熱中症になりやすいのか?その理由を解説  高齢者が熱中症のリスクが高いとされる背景には、加齢に伴う身体的な変化や生活環境が大きく関わっています。主な理由を詳しく見ていきましょう。 1.体温調整機能の低下 私たちの体は、暑い時には汗をかいたり、皮膚の血管を広げて熱を外に逃がしたりすることで体温を一定に保とうとします。しかし、加齢とともにこれらの機能は低下していきます。汗腺の数が減少したり、発汗量が少なくなったりするため、汗による体温調節が効きにくくなります。また、皮膚の血流反応も鈍くなるため、体内に熱がこもりやすくなるのです。 2.暑さや喉の渇きを感じにくい 高齢になると、皮膚の温度センサーの感度が低下し、暑さを感じにくくなる傾向があります。そのため、気温が高い環境にいても「暑い」と感じず、対策が遅れてしまうことがあります。さらに、体内の水分が不足しても喉の渇きを感じにくくなるため、水分補給が不十分になりがちです。気づかないうちに脱水症状が進み、熱中症のリスクが高まります。 3.体内の水分量が元々少ない 人間の体の約60%は水分で構成されていますが、高齢者は若い人に比べて体内の水分量が少なく、約50%程度まで減少しています。筋肉量が減少し、脂肪の割合が増えることが主な原因です。元々の水分量が少ないため、少し汗をかいただけでも脱水状態に陥りやすく、熱中症を引き起こす危険性が高まります。 4.持病や服用している薬の影響 高血圧、心臓病、糖尿病、腎臓病などの持病を抱えている方は、体温調節機能や循環機能が低下している場合があり、熱中症のリスクが高まります。また、病気の治療のために服用している薬の中には、利尿作用のあるもの(降圧剤など)、発汗を抑制するもの(抗ヒスタミン薬、向精神薬など)、体温調節中枢に影響を与えるものなどがあり、これらが熱中症の誘因となることもあります。かかりつけ医に相談し、夏場の体調管理についてアドバイスを受けることも大切です。 5.生活環境や習慣 一人暮らしや日中独居の高齢者は、体調が悪化しても周囲に気づかれにくく、対応が遅れる可能性があります。また、「電気代がもったいない」という理由でエアコンの使用を我慢したり、暑くても窓を閉め切って過ごしたりする習慣がある場合も、熱中症のリスクを高めます。 これらの要因が複合的に絡み合い、高齢者は熱中症になりやすい状態にあると言えます。 見逃さないで!熱中症のサイン(初期症状)  高齢者が熱中症のリスクが高いとされる背景には、加齢に伴う身体的な変化や生活環境が大きく関わっています。主な理由を詳しく見ていきましょう。  熱中症は、症状の進行度によって対応が異なります。初期症状に早く気づき、適切に対処することが重症化を防ぐ鍵となります。以下のような症状が見られたら、熱中症を疑いましょう。 ・めまい、立ちくらみ、顔のほてり 体温が上昇し始めると、血管が拡張し、血圧が低下しやすくなります。 ・筋肉痛、筋肉のけいれん(こむら返り)汗とともに塩分(ナトリウム)が失われることで、筋肉の収縮に異常が起こります。 ・体のだるさ、倦怠感、吐き気、頭痛脱水や体温上昇により、体の機能が低下しているサインです。 ・汗のかき方の異常大量に汗をかく場合もあれば、逆に暑いのに全く汗をかかなくなる場合もあります。汗が出なくなるのは、体温調節機能が限界に達している危険な兆候です。 特に注意したい重症化のサイン 特に注意したい重症化のサイン 意識障害: 呼びかけへの反応が鈍い、言動がおかしい、意識が朦朧としている。けいれん: 体がガクガクと震える。高い体温: 体に触ると非常に熱い。 これらの重症のサインが見られる場合は、迷わず救急車(119番)を呼んでください。 高齢者の注意点 高齢者の場合、上記のような典型的な症状がはっきりと現れないこともあります。「なんとなく元気がない」「食欲がない」「口数が少ない」といった普段との様子の違いが、熱中症のサインである可能性もあります。ご本人だけでなく、ご家族や周囲の方々が日頃から体調の変化に気を配り、こまめに声をかけることが非常に重要です。 今日からできる!高齢者のための熱中症対策例  高齢者が熱中症のリスクが高いとされる背景には、加齢に伴う身体的な変化や生活環境が大きく関わっています。主な理由を詳しく見ていきましょう。 こまめな水分・塩分補給 ●喉が渇く前に飲む: 喉の渇きを感じる前に、意識的に水分を補給することが大切です。1日の目安は1.2リットル程度ですが、活動量や環境に応じて調整しましょう。 ●タイミング: 起床時、入浴前後、就寝前、外出前後は特に意識して水分を摂りましょう。 ●何を飲むか: 基本は水や麦茶ですが、汗をたくさんかいた時は、塩分も失われているため、経口補水液やスポーツドリンク、塩分を含んだ飴やタブレットなどを活用しましょう。ただし、糖分の摂りすぎには注意が必要です。 ●カフェイン・アルコールは控える: コーヒー、緑茶、紅茶、アルコール飲料には利尿作用があり、かえって脱水を進めてしまう可能性があります。飲み過ぎには注意しましょう。 室内環境の管理 ●エアコン・扇風機の活用: 暑さを我慢せず、エアコンや扇風機を適切に使いましょう。室温の目安は28℃以下、湿度は60%以下が推奨されています。直接体に冷風が当たらないように、風向きを調整したり、扇風機で空気を循環させたりする工夫も有効です。 ●温度計・湿度計の設置: 感覚だけに頼らず、温度計や湿度計を部屋の見やすい場所に設置し、客観的な数値で室温・湿度を把握する習慣をつけましょう。 ●遮光・断熱: カーテンやすだれで直射日光を遮ったり、窓に断熱シートを貼ったりすることも室温上昇を抑えるのに効果的です。 服装の工夫 ●素材選び: 吸湿性・速乾性に優れた綿や麻、通気性の良い素材の衣服を選びましょう。下着も吸汗性の高いものを選ぶと快適です。 ●デザイン: 体を締め付けない、ゆったりとしたデザインの服がおすすめです。 ●色: 白や淡い色の服は熱を吸収しにくいと言われています。 ●屋内での注意: キッチンでの火を使う調理や、浴室での長湯も体温を上昇させる原因になります。換気を十分に行い、時間を短くするなどの工夫をしましょう。 暑さを避ける行動 ●外出の時間帯: 日中の特に気温が高い時間帯(午前10時~午後2時頃)の不要不急の外出は避けましょう。 ●外出時の注意: やむを得ず外出する場合は、日陰を選んで歩き、こまめに休憩を取り、水分補給を忘れずに行いましょう。公共施設や商業施設など、冷房の効いた場所で涼むのも良い方法です。 ●屋内での注意: キッチンでの火を使う調理や、浴室での長湯も体温を上昇させる原因になります。換気を十分に行い、時間を短くするなどの工夫をしましょう。 体調管理 ●バランスの取れた食事: 夏バテを防ぎ、体力を維持するためにも、栄養バランスの取れた食事を3食きちんと摂ることが大切です。特に、タンパク質やビタミン、ミネラルを意識して摂取しましょう。 ●十分な睡眠: 睡眠不足は体力を低下させ、熱中症のリスクを高めます。寝室の温度・湿度を適切に保ち、質の高い睡眠を確保しましょう。 ●日頃の健康管理: 持病のある方は、かかりつけ医の指示に従い、しっかりと治療を続けましょう。体調に不安がある場合は、無理をせず休息をとることが重要です。 周囲の見守りと声かけ ●コミュニケーション: 一人暮らしや日中独居の高齢者に対しては、家族や近所の人、民生委員、地域の支援センターなどが連携し、電話や訪問などでこまめに安否確認や声かけを行うことが大切です。「エアコン使ってる?」「水分摂ってる?」など、具体的な問いかけが有効です。 ●SOSを出しやすい環境: 体調が悪くなった時に、遠慮なく助けを求められるような関係性を日頃から築いておくことも重要です。 まとめ:熱中症予防は万全の対策から。  高齢者の熱中症は、時として命に関わる深刻な事態を引き起こします。しかし、そのリスクは正しい知識と日々の適切な対策によって、確実に減らすことができます。  「自分は大丈夫」と思い込まず、今回ご紹介した「こまめな水分補給」「適切な室内環境の管理」「暑さを避ける工夫」「周囲の見守り」などを、今日からぜひ実践してください。  特に、室内での熱中症を防ぐ上で欠かせないのがエアコンです。暑さを我慢することなく、快適な室温を保つことが、何よりも効果的な予防策となります。  しかし、そのエアコンも、内部が汚れていては本来の性能を発揮できません。フィルターの目詰まりや内部のホコリ、カビの付着は、冷房効率を著しく低下させ、余計な電気代がかかる原因となります。それだけでなく、エアコンから吹き出す風に乗って、カビの胞子やホコリが室内に拡散され、アレルギーや呼吸器系の疾患など、健康被害を引き起こす可能性もあるのです。  せっかく熱中症対策のためにエアコンを使っていても、そのエアコンが健康を害する原因になってしまっては本末転倒です。  そこで、快適で安全な室内環境を維持するために、私たちが強く推奨したいのが定期的なエアコンクリーニングです。  弊社では、専門の技術者がエアコンを分解し、内部の熱交換器やファンに付着したホコリやカビを徹底的に洗浄するサービスを提供しております。プロによるクリーニングを行うことで、
 ・冷房効率が回復し、設定温度を過度に下げなくても快適な室温を保てるようになる・電気代の節約につながる・カビやホコリを除去し、清潔で安全な空気を送り出せるようになる・エアコンの嫌な臭いがなくなる・エアコン本体の寿命を延ばす効果も期待できる
といったメリットが得られます。  本格的な夏が始まる前に、ご自宅のエアコンをプロの手でリフレッシュしませんか?清潔で効率の良いエアコンは、熱中症予防はもちろん、夏の快適な暮らしを力強くサポートします。  今年の夏を、健康で安心して過ごすために。ぜひ、弊社のエアコンクリーニングサービスをご検討ください。 高齢者のお困りごとは千広に相談! 住環境のプロに相談  株式会社千広は熊本県で「福祉用具レンタル・販売事業」と「住宅改修・リノベーション事業」を行う会社です。福祉用具レンタルなどを行う上でたくさんの高齢者の方のご自宅に訪問することも多く、夏場などは熱中症の危険度が高い状態のご自宅もあります。 千広は地域に住む高齢者の方が安全に生活できるよう福祉用具事業をはじめ、エアコンクリーニングなど高齢者の方の安心な生活環境作りを幅広く対応していきます。 エアクリーニングについて相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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ショールームのご案内

 福祉用具貸与事業所千広では、車いすや歩行器、介護ベッドなど様々な福祉用具を実際に体感できるショールームをご用意しています。 介護用品や福祉用具はたくさんの種類があり、どれが自分に合っているのか、どんな使い心地なのかわからないとおっしゃる方がとても多くいらっしゃいます。
 千広のショールームでどんな福祉用具の体感ができるのかご紹介します! いろんな福祉用具・介護用品を体感できる!  千広のショールームには車いすや歩行器、介護ベッドなどメジャーな福祉用具をはじめ、階段昇降機や移乗用リフトなど普段あまり見ることがないものも展示しています。またこのショールームの大きな特徴の一つに、「モデルルーム」があります。モデルルームでは実際の生活空間をイメージできるように、「洗面台」「お風呂場」なども設置して、普段あまり体験できない浴室用の福祉用具なども体験ができます。 他では体験できない?千広のショールームの特徴  浴室で使う福祉用具には、シャワーチェアや浴槽台、浴槽用手すりなどがありますが、ほとんどがレンタルはできず購入対象商品になります。しかし実際に使ってみることが難しい場合が多いです。自分の体のサイズに合っているかどうかやたち座りの際の安定感、浴槽をまたぐ際の使い方などをショールームで体験できます。  またこのショールームにある浴槽はなんと「可動式浴槽」で、実際にどのくらいの高さが自分に合っているのかをその場で体感することができます。浴槽の取替やシステムバスへの変更を検討している方は、ぜひお試しいただきたいポイントです。 購入する前にいろんな商品を使い比べることができることがショールームの大きなメリットです。  また実際のご自宅や生活空間をイメージしやすいように、洗面台なども設置しています。車いすなどを利用する際に、手が届くのかどうかなどを体験することができます。 福祉用具は、選ぶ際に自分の使用感だけでなく実際に使う場所も考えないと返って使いにくかったり、場合によっては使えないなんてこともあります。自宅をイメージしながら自分に合う商品を選んでいただける環境を準備しています。  他にも普段見ることができない「階段昇降機」や「移乗用リフト」なども展示しており、実際に使ってみることができます。 また電動車椅子やシニアカーなども展示しており、こちらも実際に乗って体験することも可能です。
 キッズスペースも用意していますので、小さいお子さん連れの方も安心してご来場いただけます。 介護用品もたくさん展示しています!  ショールームには車いすや介護ベッドなど福祉用具だけでなく、「杖」や「靴」、「シルバーカー」その他介護の便利グッズなども取り揃えております。 ショールームで実際に使ってみてください。「こんなものが欲しかった!」が見つかるかもしれません! その場で商品の購入・レンタルもできます!  実際に体感してみて、自分に合ったものが見つかれば、その場で購入・レンタルも可能です。
 展示品以外にもたくさんの商品を取り扱っております。その場にない商品でも後日取り寄せたり、お届けすることも可能です。ご自宅でお試し利用などもできますので、お気軽にご相談ください。 相談員が丁寧にご相談承ります!  実際に体感してみて、自分に合ったものが見つかれば、その場で購入・レンタルも可能です。
 展示品以外にもたくさんの商品を取り扱っております。その場にない商品でも後日取り寄せたり、お届けすることも可能です。ご自宅でお試し利用などもできますので、お気軽にご相談ください。 まずはショールームの来場予約! ショールームへお越しの際はご予約をしていただけますと福祉用具専門相談員がご対応いたしますので、ご相談をご希望の方はぜひご予約ください。

 ご予約は下のフォームからご希望の日時をお送りください。ご相談内容なども併せてご記載いただけますと当日のご相談がスムーズになります。 予約フォームはこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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【高齢者の家が狙われる?】空き巣が嫌がる防犯対策4選

「高齢者宅を狙った空き巣や強盗の被害が増えている」というニュースを目にする機会が増えてきました。実際、警察庁が行った調査によれば空き巣のターゲットに最もなりやすいのは ・一人暮らしの高齢者・高齢夫婦のみの世帯 と言われています。本記事では高齢者の方や、高齢のご家族がいる方に向けて空き巣が嫌がる防犯対策時実例や高齢者宅の防犯対策を強化する方法などについてお伝えしてきます。 高齢者を狙った空き巣被害が年々増加 冒頭にもお伝えしましたが昨今、高齢者宅を狙った空き巣や強盗のような犯罪被害が急増しています。犯罪が増加する理由や背景には様々なモノがありますが、高齢者宅が狙われやすい理由としては次のようなものが考えられます。
 ・犯人が逃げやすい環境になっている・高齢者本人の警戒心が薄い・防犯対策をしていない
 それぞれ詳しく見ていきましょう。 ① 犯人が逃げやすい環境になっている 空き巣は、「侵入しやすく、逃げやすい家」 を狙います。具体的には、 ・ 周囲に人通りが少ない(住宅街の奥、袋小路など)・ 庭や植木が多く、死角がある(隠れる場所が多い)・家の周りが暗く、防犯カメラがない(発見されにくい) このような条件が揃う家屋は狙われやすい家、といえるでしょう。 さらに、近所付き合いが少ない場合も、不審者がいても気づかれにくく、「逃げやすい家」ほど狙われやすくなってしまう要因の1つになり得るかもしれません。高齢者はいわゆる「弱者」です。体力や力では太刀打ちできないからこそ、しっかりとした対策が必要と言えるでしょう。 ② 高齢者本人の警戒心が薄い 加齢により、判断力や警戒心が低下しやすい ため、空き巣に狙われるリスクが高まります。とくに、
・鍵のかけ忘れが多い(「すぐ戻るから」と無施錠にしがち)・不審者を見ても気づかない(視力や聴力の低下、警戒心の薄さ)・訪問販売や勧誘を警戒しない(「知らない人でも親切に対応する」習慣がある人は要注意) などの特徴には注意が必要です。 ③ 防犯対策がされていない 「うちは空き巣に狙われることなんてない」と思い込んでいると、防犯対策を怠りがちです。 ・防犯カメラ・センサーライトなどがない(侵入者が警戒しない)・ドアや窓の施錠が簡単に開く(鍵が1つしかない、古い鍵のまま)・「防犯対策済み」のアピールがない(「防犯カメラ作動中」などのステッカーがない)など 「何も対策されていない家」は、空き巣にとって格好のターゲット になります。 では、どうすれば「狙われにくい家」にできるのか?
次の章では、「空き巣などの犯罪者が嫌がる防犯対策」 を4つご紹介します! 空き巣が嫌がる防犯対策事例4選 前章でお伝えしたように、高齢者宅は「逃げやすい」「警戒心が薄い」「防犯対策がされていない」といった理由で狙われやすい ことがわかりました。しかし、ちょっとした工夫をするだけで、空き巣が「この家はやめよう」と思う防犯対策をることは可能です。 ここでは、空き巣が嫌がる 4つの具体的な防犯対策 をご紹介します。すぐに取り入れられるものありますので、ぜひ参考にしてください。 明るくする工夫(ライトの設置など) 空き巣が最も嫌がるのは 「人に見られること」 です。家の周りが暗いと、侵入者が隠れやすくなり、防犯意識の低い家だと判断されてしまいます。 そこで、暗闇や死角をなくし、防犯性を高める工夫があると非常に効果的です。 【 具体的な対策事例】・センサーライトの設置(人が近づくと自動点灯)・玄関・勝手口・庭・駐車場を明るくする・タイマー式室内照明を活用(夜間にランダム点灯で在宅を演出) 「この家はしっかり防犯対策をしている」と思わせることで、空き巣に狙われにくくなる効果が期待できます。 音が鳴る工夫(砂利を敷く・防犯ベルの設置など) 「静かな環境」ほど、空き巣にとって侵入しやすい ものです。逆に、音が鳴る環境 にすることで、犯行を諦める可能性を高めることができます。 【具体的な対策】・防犯砂利を敷く(歩くと「ジャリジャリ」と大きな音が出る)・窓・ドアに防犯ベルを設置(開くと大音量の警報が鳴る)・インターホンを活用(訪問者の存在を周囲に知らせる) 侵入時に音が鳴る仕組みや工夫をするだけで、空き巣は「この家はリスクが高い」と判断し、侵入を避ける可能性が高まります! 侵入に時間がかかる工夫(窓やドアの強化など) 空き巣は 侵入に5分以上かかると諦める というデータがあるのをご存じですか?つまり、「簡単に入れない家」にするだけで、狙われるリスクを大幅に減らせるというわけです。 【 具体的な対策】・補助錠を設置(玄関・窓に鍵を追加する)・窓に防犯フィルムを貼る(ガラスを割りにくくする)・ドア・窓の施錠を徹底(「ちょっとの外出でも必ず鍵をかける」習慣をつける) 空き巣から見て、「この家は手間がかかる」と思わせることが大切。侵入に時間がかかる家ほど、空き巣は敬遠します。 顔を撮られる可能性を高める工夫(防犯カメラの設置など) 空き巣が最も恐れるのが、「証拠が残ること」 です。「この家は防犯カメラがある」と思わせるだけで、犯行を諦める確率を格段にあげることができるでしょう。 【 具体的な対策】・屋外用防犯カメラを設置(ダミーカメラでもOK)・「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼る(視覚的な威嚇効果あり)・カメラ付きインターホンを導入(訪問者の顔を記録) 「証拠が残る可能性が高い家」=狙われにくい家と覚えておきましょう。カメラがあると認識させるだけで、空き巣の心理に大きな影響を与えます。 ここまで、空き巣が嫌がる4つの防犯対策 を紹介しました。まとめると、空き巣が嫌がる家は次のような特徴があります。 ・周囲が明るく、隠れる場所がない(センサーライトや屋外照明の設置)・静かではなく、音が鳴る仕組みがある(防犯砂利・警報ブザーの設置)・ドアや窓の侵入に時間がかかる(補助錠・防犯フィルムの活用)・顔を撮影される可能性が高い(防犯カメラ・インターホンカメラの設置) 「侵入しにくい」「目立ちやすい」「時間がかかる」家にすることで、空き巣は犯行を諦めやすくなります。高齢者の一人暮らしの家や、普段あまり人が出入りしない家ほど、防犯対策をしっかり整えることが大切です。とはいえ、どの対策を優先すべきか?どの設備が自宅に適しているのか? など、具体的な防犯対策に迷う方も多いはず。 株式会社千広では、こうした高齢者宅の防犯対策のご相談も承っております。 防犯対策のことは千広に相談! 高齢者の生活を知るプロに相談 「防犯対策をしたいけれど、何から始めたらいいかわからない…」「高齢の家族がいる家に、安心して暮らせる環境を整えたい…」 そんな方は、「千広」にお気軽にご相談ください!当社では、防犯カメラの設置・センサーライトの導入・玄関や窓の補強など、防犯リフォームにも対応 しております。経験豊富なスタッフが現地調査を行い、お客様のご要望に合わせた最適な防犯対策をご提案いたします! ご相談の流れ ① ご相談まずはお電話またはお問い合わせフォームより、お悩みやご希望をお聞かせください。 ② 現地調査専門スタッフがご自宅へ伺い、現在の防犯状況を確認。最適な対策をご提案します。 ③ お見積り調査結果をもとに、お客様のご予算やご要望に合わせたお見積りを作成いたします。 ④ 施工開始〜完了施工日を決定し、安全・丁寧に防犯対策を実施。作業完了後の確認も行い、安心してお使いいただける状態に仕上げます。 防犯対策について相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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【プロがわかりやすく解説!】お風呂場での事故対策と予防事例

 お風呂場での事故対策と予防事例についてご紹介します。 厚生労働省の統計によれば、高齢者の浴槽内での事故や溺水による死者は年間4750人(令和3年)ほど。これは交通事故の死亡者数の約2倍に相当します。お風呂場での事故を未然に防ぐ方法を知り、安全な環境を整えていくために必要な情報をまとめました。 自宅の浴室でよくある事故事例やお風呂のリフォームの事例紹介もしていますので・自宅のお風呂が使いにくくなってきたがご家族がいる・ご家族またはご自身がお風呂で転倒しそうになったことがある・お風呂のリフォームを考え始めているという方はぜひ、最後までご覧ください。 お風呂場にはどんな危険がある? お風呂場で起こりやすい事故の代表例を見てみましょう。 ヒートショック  ヒートショックは、暖房の効いた部屋から寒いお風呂場へ移動したときなど、急激な温度変化によって起こる健康障害のことです。 特に、冬場の入浴時にはヒートショックが起こりやすいとされているため注意が必要です。 ヒートショックが起こると、失神、不整脈、脳卒中、心筋梗塞、脳内出血、 大動脈解離など、命の危険がある重大な疾患に繋がる危険があるため、充分に対策を取ることをおすすめします。 転倒  お風呂場での転倒は、衣服を着ていない状態で起こることが多いため、大きなケガに繋がる可能性も高くなります。 高齢者や身体が不自由な方の場合、少しの段差でも転倒に繋がる危険性があるため、注意が必要です。 お風呂での転倒事故の原因は「段差」「滑りやすい床材」「浴槽をまたぐ必要がある環境」などが挙げられます。 溺水(おぼれる)  溺水とは、浴槽内で溺れる事故のことを指します。 「湯舟なんて深さがないのに溺れるの?」と不思議に思うかもしれませんが、溺水はヒートショックと同時に起きてしまうことが多い事故です。 温まってない環境でシャワーを浴び、すぐに熱めの浴槽に入るなどすると、急激な温度差によって、浴槽内でヒートショックを起こすことがあります。  ヒートショック起きると、意識を失うことがあり、この症状が浴槽内で起こることで溺水に繋がる可能性が大きいというメカニズムです。 また、筋力が低下している高齢者の場合、浴槽から立ち上がる際によろけて浴槽内に転んでしまい、溺水に繋がることも考えられるでしょう。 表皮剥離(すりむけ)  お風呂では衣類を着ていないため、少しの摩擦で皮膚に傷がつき、擦り傷や表皮剥離に繋がりやすくなります。また、高齢者の皮膚は薄く、弾性も低下している状態のため、服を着ていない状態でどこかにぶつけたりすることで受傷しやすい状態になるため、注意が必要です。 お風呂場の事故対策・予防方法 続いて、お風呂場での事故を予防する方法をご提案します。 健康状態に気をつける  まずは、入浴前後の体調の変化に充分に気を付けることが第一です。日ごろから、体調管理に留意しておくことも大切ですが、入浴の前後は体調の変化に特に気を配っておくと良いでしょう。 少しでも体調がすぐれなかったり、なんとなく気が進まないという日は無理な入浴を避け、翌日などにまた改めて入浴の機会を設けるのがおすすめです。 風呂場の温度調整をする  お風呂場の温度調節を行い、急激な温度変化のある環境をなくすことで、ヒートショックの予防に繋がります。 脱衣所に暖房を設置したり、湯舟の温度を上げすぎないように気を配るなどが大切です。また、熱いシャワーを浴室の壁にかけ、少し壁全体を温めることで浴室全体の気温を上げる効果も期待できます。 手すりを取り付けるなど環境を整える  転倒や表皮剥離の事故予防には、床材変更・手すりの設置・浴槽変更・入浴用の椅子の使用などが効果的です。たとえば、シャワーチェアを少し高さのあるものに変更すれば、椅子からの立ち上がりも楽になり、立ち座りの際にバランスを崩すリスクを軽減できます。浴槽台を使うことで、浴槽をまたぐ際の転倒リスクも軽減できるでしょう。  さらに、浴槽用の手すりを設置するなどして、浴室内の安全性を高めることもできます。身体機能が低下してきたと感じる方や浴室内で転倒しそうになったことがある方には、このような環境整備がかなりおすすめです。 安全性の高い環境にすることで転倒などの事故を防ぎ、安心して自宅での生活を続けていただけます。 浴室で使う福祉用具 お風呂場の介護リフォームという選択肢  お風呂場での事故防止のために、本格的な環境整備をするなら介護リフォームがおすすめです。費用はかかりますが、一度設置すればずっと使えるので安心です。 また、プロの視点で必要な箇所に必要なものを設置できるのも大きなメリットと言えるでしょう。 お風呂場の介護リフォーム事例  介護リフォームは、ご自宅の浴室に手すりなどを設置し、身体機能が低下した状態でも、安全にご自宅で入浴していただくための工夫です。 事例①滑り・転倒防止には、床材の変更  お風呂の床材は、滑りやすいものが使われていることも珍しくありません。特にタイルが使用されている場合などは、滑りやすく転倒のリスクが高いため、高齢の方などは特に注意が必要です。 ご自宅の浴室に滑りやすい床材が使われている場合は、床材を滑りにくいものに変更が可能です。滑りにくい床材を使用することで、転倒事故のリスクをグッと下げることができます。 事例②浴槽用手すりの設置/浴槽変更で溺水・転倒予防  浴槽から立ち上がる際、浮力が働きますが筋力の低下した高齢者の場合、踏ん張りが効かなかったりふらついて動作姿勢が不安定になったりすることで、うまく立ち上がれずに溺水に繋がる危険性もあります。 さらに浴槽をまたぐ際にも、転倒の危険があります。そこで、浴槽用の手すりを設置して浴槽を深さのないものに変更するなどすると、転倒や溺水のリスクを減らし、安心してご自宅での入浴を続けていただくことができます。 事例③浴室の断熱性・保温性を高めるバリアフリーリフォーム  ヒートショック予防の観点からも、浴室の温度を下げすぎない工夫が大切です。安全で快適に入浴するために脱衣所や浴室の断熱性・保温性を高めるリフォーム工事が有効です。施工内容によっては、介護保険等の制度を利用できる場合もありますので、ぜひご検討ください。  介護保険制度や補助金などについて詳しく知りたい場合はぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから→  また写真を使った実際の事例紹介も行っていますので、参考にご覧ください。介護リフォーム事例(浴室)  どんなものが必要か、どんなリフォームができるのかイメージできない方は相談だけでもしてみるのがおすすめです。 ご相談から施工完了までの流れ  介護リフォームの流れをイメージしていただくために、弊社での介護リフォームの流れをご説明します。 1.ご相談  まずはお電話・LINE・メールなどでお問い合わせください。制度情報などを含めてご提案やアドバイスをさせていただきます。 2.現地調査  実際にご自宅にお伺いして、お話をお聞きします。気になる箇所や心配な点などを一緒に確認させていただきながら、工事の内容をご説明させていただきます。 3.お見積り  ご予算も踏まえてご提案させていただきます。もちろん、見積無料です。見積内容でお申し込みいただいた後に、必要に応じて行政へ申請します。 4.施工開始〜完了  ご都合に合わせて施工を開始します。リフォームしてからがスタートです。住み慣れたご自宅でいつまでもお過ごしいただけるよう、介護のご相談や家具の配置変更、福祉用具のご提供まで様々なサポートでお付き合いさせて頂きます。 福祉用具や介護リフォームは千広に相談! 福祉用具・介護リフォームのプロに相談  本記事では「お風呂場での事故対策と予防事例」をご紹介しましたが、・うちでもリフォームできるの?・リフォームが必要な状態か判断できない・費用はどのくらいかかるの?など、疑問も多いかと思います。  本記事やご自身だけで判断が難しい場合は、介護の知識を持ったプロに一度ご相談されるのがおすすめです。  株式会社千広は熊本県に根差して、地域のご高齢者やご家族の生活を福祉用具で20年以上支援してきた企業です。高齢者の身体はもちろん、豊富な種類の福祉用具を取り扱っておりますので、お風呂場の介護リフォームにつきましても、まずはお気軽にご相談ください。 福祉用具・介護リフォームについて相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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特殊寝台(介護ベッド)の種類と選び方

 特殊寝台(介護ベッド)は、電動のリモコンで高さ調整や起き上がりの調整ができるベッドのことを指します。普通のベッドでは、寝たり起きたりがしづらい方や介護が必要な方が介護ベッドを活用することで、ご本人や介護をする側の負担軽減が期待できます。  本記事では、介護ベッドのレンタルや購入を検討されている方へ向けて、特殊寝台(介護ベッド)の種類や選び方について解説します。この記事を読めば、特殊寝台の特徴や種類、選び方のコツが分かります。「借りてみたけど合わなかった」「買っちゃったけど別の商品のほうがよかった」なんてことにならないために、ぜひ最後までご覧ください。 介護ベッドにはどんな種類がある? まずは、車いすの種類について解説します。  介護ベッドには大きく分けて3つの機能があります。 ・背上げ機能利用者がベッドの上で体を起こしたい時に、ベッドの背もたれ部分を上げられる機能です。自身で上体を起こせない方でも、リモコン操作をするだけで誰からも介助をしてもらうことなく上体を起こせます。 ・高さ調節機能ベッドの高さを変える機能です。ほとんどの機種で床から30〜80cm程度の調整が可能です。ベッドから立ち上がる際に自分が立ち上がりやすい高さに調整できるので、腰などへの負担も大きく軽減できます。 ・脚上げ機能足の高さを変えられる機能です。背上げをした際に足上げも同時にすることで体のずり落ちを防ぐことができます。また足がむくみやすい方は足上げ機能を使うことでむくみを軽減することもできます。 介護ベッドの種類と特徴  介護ベッドには、さまざまな種類がありますがここでは代表的な「2モーターベッド」と「3モーターベッド」をご紹介します。 2モーター  介護保険を使ってレンタルを検討する場合に、最初に候補に入ることが多いタイプのベッドです。背上げと足上げが連動しており、尚且つ高さ調整もできます。背上げと足上げが連動しているので、ベッド上での食事などには少し不便を感じることが多いかもしれません。 3モーター  背上げと足上げ、高さ調整と3つすべての機能が独立してついているタイプのベッドです。 背中、足、高さをそれぞれ別の高さ・角度に調整できるので、ベッド上でより快適に過ごしていただくことができます。終日ベッドで過ごす方やベッド上での生活動作が多い方に最適です。 ベッドで過ごす時間が長い方や食事・排泄など生活に必要な動作をベッド上で行う方は、その都度最適な体勢に整える必要があります。そのため、ご本人にとっても、介護をする側にとっても3モーターベッドの方がより快適に過ごしていただける場合が多いでしょう。 おすすめ商品 自費ベッド  上記2つのベッドは、介護保険が使えるため、費用を抑えて使うことができます。一方で、自費ベッドの場合は費用は少しかかりますが、より生活スタイルに合わせたベッドの選択ができます。 今回は、弊社で取り扱っている自費ベッド「畳ベッド」についてご紹介していきます。  畳ベッドは「布団で寝たい」「でも布団からの起き上がりが難しい」そんな方にピッタリです。 寝ていただく部分は畳になっており、布団を敷いてお休みいただけます。なおかつ、ベッドのように高さ調整ができ、手すりを設置することができるため、起き上がりや立ち上がりがラクにできるのが特徴です。  高さ調整は7段階、手すりの位置は10箇所調整可能ですので、お身体の状態に合わせてお使いいただけます。畳ベッドはレンタルですので、もし使わなくなった場合も面倒な処分は必要ありません。 月々1000円で利用できるため、お気軽にお試しください。 自費ベッドのレンタルをご希望の方はこちらから→ 特殊寝台付属品の種類と特徴  特殊寝台(介護ベッド)を使う際は、お身体の状態や生活スタイルに合わせて付属品を活用することで、より快適に過ごしていただけます。 ベッド柵 ベッドの側面につける柵です。お身体の状態やお部屋に合わせて左右どちらにも取りつけ可能。形状も様々なものがあり、手すりのように活用できるベッド柵もあります。ベッド柵を上手く活用することで、起き上がり・立ち上がりが楽になります。 マットレス 特殊寝台に使えるマットレスは様々な種類があります。固め、やわらかめ、蒸れにくい素材など好みや体型に合わせて選択しお使いいただけます。 サイドテーブル ベッド上で食事を取る時などに使います。食事、歯磨き、読書など生活のあらゆる場面で活用できるため、ベッド上で過ごすことが多い方には特におすすめです。 おすすめ商品 床ずれ防止用具とは? ベッドで寝る時間が長くなると、床ずれのリスクも上がります。そのため、自分にあった床ずれ防止用具を活用していくことで、床ずれを予防できます。 ウレタンマットレス ウレタンフォームと呼ばれる素材でできているマットレスです。体圧分散性に優れており、床ずれができにくい素材の1つです。ただ、やわらかく、身体を包み込むように沈むので、腰痛のある方には不向きであることもあります。使用を検討する際は、一度店頭などで触ってみて感触を確かめてみるといいかもしれません。 エアーマット 寝たきり状態の方やすでに床ずれができてしまっている方に使用します。空気でふくらみ、電動で空気圧を変えることもできるため、頻回な体位交換が不要になるのが最大のメリットです。通常のマットレスと比較すると、身体がより深く沈み込みやすいという特徴があるため、ベッドサイドに腰かけたりすると不安定になりやすいです。 エアーマットの使用を検討する際は、専門的な知識がある方に相談してから導入するといいでしょう。 おすすめ商品 介護ベッドの選び方のポイント ポイント①:脚上げの必要性 特殊寝台を選ぶ際は、足上げが必要か?というところをまずは確認するといいでしょう。 必要であれば、背上げと足上げが連動してしていてもいいか?独立していたほうがいいか?と考え、最適なものはどのベッドか?と実際に介護用品を扱うお店に出向いたり、カタログをみたりしてみてください。 ポイント②:付属品の必要性 より快適に過ごすために付属品は必要か?というポイントにも注目してみるといいでしょう。 付属品が必要な場合、ベッドの形状やサイズにあったものを選択する必要があるため、介護用品の知識がある人のアドバイスを受けたほうがいいかもしれません。 ポイント③:スペースの確保 また、ご自宅にスペースが充分に確保ができるか?という点も忘れずに検討する必要があります。 特殊寝台は、通常のベッドよりもスペースを必要とする場合が多いため、事前に自宅のどこにベッドを置くかなどを検討されることをおすすめします。 どの介護ベッドを選んだらいいか迷ったら…  本記事を読み、少しでも特殊寝台(介護ベッド)選びの参考になれば幸いです。それでも、「やっぱり自分で選ぶのは不安」「プロの意見を聞いてみたい」「状態を説明して、直接アドバイスが欲しい」などがありましたら、お気軽にご相談ください。お問い合わせは無料です。 福祉用具のプロに相談  本記事では「特殊寝台(介護ベッド)の種類と選び方」をご紹介しましたが、高齢者の場合複数の疾患が併発している場合も多くあり、上でご紹介した福祉用具がどなたにでも合うとは一概には言えないというのが実情です。まずは福祉用具や高齢者の身体、福祉用具に詳しい方へご相談してみることをおすすめします。 株式会社千広は熊本県に根差して、地域のご高齢者やご家族の生活を福祉用具で20年以上支援してきた企業です。高齢者の身体はもちろん、豊富な種類の福祉用具を取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 福祉用具について相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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車いすの種類と選び方

「車いすが必要になったけど、どれがいいのか分からない・・・」「車いすは使うべき?」などのお悩みを抱えている方へ。本記事では、車いすの利用や購入、レンタルを検討されている方に向けて、車いすの種類と選び方を分かりやすく解説します。 この記事を読むことで、車いすの選び方や種類がハッキリとわかり、最適な車いすを選択できるようになります。・今までは我慢していた外出に行けるようになった・長時間の使用でも身体が疲れなくなった・簡単に安全に操作できて安心 目的やお身体の状態にあった車いすを選ぶことで、今までよりさらに快適な車いすライフを送ることができている。そんな声を多くいただいています。 車いすを使用する方の状態を思い浮かべながら、読み進めてみてください。 車いすにはどんな種類がある? まずは、車いすの種類について解説します。 車いすは、使用目的や使用する方のお身体の状態に合わせて、次の4つのタイプに分かれています。 ・標準型・多機能型・ティルト、リクライニング型・電動車いす それぞれ特徴が異なるため、使用する方のお身体の状態や体格などに合わせて最適な車いすを選択することが大切です。最適な車いすを選択することで、苦痛や疲労を感じることなく、快適に過ごしていただけます。 車いすの種類と特徴 標準型  もっとも一般的な車いすです。スーパーやショッピングモールなどに置かれていることも多く、一般の方でもよく目にするカタチではないでしょうか? 自走式と介助式があり、汎用的でどんな体格の方でも使用しやすい形状になっています。また、室内・屋外ともに使用可能で、様々な環境で活用できるのも特徴です。 ただし、長時間の使用には向いておらず、身体の状態や体格にあまりにも合わない場合、疲労を感じやすくなってしまう場合があるため注意が必要です。 おすすめ商品 多機能型  モジュラー型とも言われます。パーツの交換や調整が可能で、体格や身体の状態に合わせて使用することができます。多機能型は、『アームサポートの跳ね上げ』『背張りの調整』『フットレストの取り外し』などが可能です。 それぞれの機能について簡単に解説します。 アームサポート跳ね上げ 車いすのひじ掛けになる部分を「アームサポート」と呼びます。アームサポートの跳ね上げができることによって「車いす→ベッド」など移乗の際、車いす使用者や介助者の負担軽減に繋がります。また、おひとりでトイレを使用される際など、手すりを用いての動作もラクに行えるでしょう。 背張り調整 背もたれの部分の張りを調整できる機能です。背中が丸まってしまっている方(円背の方)、体幹が安定しづらい方などは背張り調整をうまく利用することで、より快適に車いすに座ることができます。背張り調整で身体を安定させることで、褥瘡(床ずれ)の予防にも効果的です。 フットレスト取り外し 車いすの足を乗せる部分の取り外しが可能になることで、アームサポートの跳ね上げと同じく、移乗の際などに役立ちます。フットレストをあらかじめ取り外してから移乗を行うことで、フットレストに足をぶつけたり、足がもつれたりするのを防げます。また、片麻痺などで片足を使って自走する場合などにも有効です。 おすすめ商品 ティルト・リクライニング型  リクライニングの角度や、フットレスト・座面・アームサポートなど、様々な部品の角度調整が可能な車いすのことを指します。座位が保てない方や重度の障害を抱えている方などに使用することが多く、身体の状態に合わせて様々なタイプがあります。 ティルト・リクライニング型の車いすは、自力で移動や移乗ができない方が使用するのが一般的です。 そのため、自走機能はなく、基本的には介助者が車いすを操作することを前提として作られています。 おすすめ商品 電動車いす  バッテリーで動く電動モーターを搭載した車いすのことを指します。 上肢(上半身)の筋力が弱く、標準型の操作が難しい場合や長時間の移動が必要な場合などに使われます。操作が簡単で、長時間使用しても疲労感が少ないのが特徴です。 介助者を必要とせず、おひとりで外出、移動をされたい方、少しでも自立した生活を目指す方におススメの車いすとなっています。 おすすめ商品 付属品の活用 車いすをより快適に使用していただくために、付属品のクッションを使用する場合もあります。クッションを使用することで ・体圧分散による褥瘡(床ずれ)の防止・ムレを防止して皮膚の状態を良好に保つ・足の力が入りにくい方のずり落ち防止 などの効果が期待できます。 車いすに備え付けられたクッションもありますが、あくまで「ちょっとお尻が痛くならない程度」の機能しかない場合がほとんどです。お尻や腰にかかる負担をしっかり軽減するためには専用のクッションの仕様をおすすめします。 おすすめ商品 車いすの選び方のポイント  最後に、車いす選びのポイントを解説します。 ポイント①:使用環境や目的に合わせて選ぶ  車いすを使う場所や目的を考えることが大切です。主に家の中で使うのか、外出用なのか、それとも両方に使うのかを考えるとよいでしょう。 たとえば、家の中だけなら、コンパクトで回転しやすい車いすが便利ですし、段差の多い外出が多い場合は、大きめの車輪や耐久性のある車いすが適しています。また、デイサービスなどで使う場合は、長時間座っても疲れにくい座り心地の良いものを選ぶ必要があるでしょう。 さらに、車での移動が多い場合は、折りたたみやすく軽量な車いすが便利です。このように、使う場所や目的に合わせて選ぶことで、より快適に使える車いすが見つかります。 ポイント②:体型、体格、症状に合わせた調整をする  車いすは、使う人の体型に合っていることが重要です。座面の幅や奥行き、背もたれの高さなどが体に合っていないと、長時間使用したときに痛みや不快感の原因にもなるので注意しましょう。 身長や体重、足や腕の長さなどを測り、それに合わせて車いすを選ぶことが大切です。特に、成長期の子どもや、症状が変化する可能性がある方、身体状態の低下が考えられるご高齢の方などの場合は、後から調整できる車いすが便利です。 また、ご自身で操作ができるか、姿勢の保持が可能かなど、症状によって選択するのも良いでしょう。 どの車いすを選んだらいいか迷ったら…  本記事を読み、少しでも車いす選びの参考になれば幸いです。それでも、「やっぱり自分で選ぶのは不安」「プロの意見を聞いてみたい」「状態を説明して、直接アドバイスが欲しい」などがありましたら、お気軽にご相談ください。お問い合わせは無料です。 福祉用具のプロに相談  本記事では「車いすの種類と選び方」をご紹介しましたが、高齢者の場合複数の疾患が併発している場合も多くあり、上でご紹介した福祉用具がどなたにでも合うとは一概には言えないというのが実情です。まずは福祉用具や高齢者の身体、福祉用具に詳しい方へご相談してみることをおすすめします。 株式会社千広は熊本県に根差して、地域のご高齢者やご家族の生活を福祉用具で20年以上支援してきた企業です。高齢者の身体はもちろん、豊富な種類の福祉用具を取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 福祉用具について相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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歩行器の種類と選び方

 高齢になると、筋力低下やバランス感覚の衰えなどにより歩行が不安定になったり転倒してしまったりすることがあります。歩行を安定させ転倒などを予防するための福祉用具が「歩行器」です。 「歩行器」にはさまざまな種類があります。この記事では、歩行器の種類や特徴、身体に合った歩行器の選び方まで詳しく解説していきます。 歩行器にはどんな種類がある?  一般的に「歩行器」と呼ばれるものには大きく分けて3つのタイプがあります。  上の図のように歩行器には、車輪がついていない「歩行器」と車輪がついている「歩行車」、「シルバーカー」の3つのタイプに分けられますが、総称して「歩行器」と呼ばれることが多いです。 では、それぞれのタイプの歩行器にどのような特徴あり、どういった方に合うのかについて詳しく解説していきます。 「歩行器」の種類と特徴 固定式歩行器(ピックアップ型歩行器)  固定式歩行器は持ち上げながら歩行するタイプの歩行器で、主にリハビリや介護施設で使用されることが多いです。このタイプの歩行器は、両手で歩行器を持ち上げて少しだけ前へ動かし、両腕で体を支えながら足を前に進めていく動作を繰り返すような使い方をします。 簡単に持ち上げられるほど軽量で脚が4本あり安定性の高い歩行器ですが、平たんでない場所や屋外での使用には向きません。 おすすめ商品 交互型歩行器  交互型歩行器は、固定型歩行器(ピックアップ型)と同じような形状をしていますが、大きな違いは左右交互に脚を前に動かせる点です。固定型は前進むたびに歩行器を持ち上げないといけませんが、交互型は片方ずつ脚を持ち上げるため持ち上げたりする必要がありません。 使い方は歩行と同じ要領で、歩行器の右側を前に出しながら左足を前に出し、歩行器の左側を前に出しながら右足を前に出し…と左右交互に前へ進めます。 おすすめ商品 「歩行車」の種類と特徴 馬蹄型(U字型・コの字型)  馬蹄型はその名のとおり腕を置く部分が馬の蹄(ひづめ)のような形をしており、車輪がついているタイプの歩行器です。このタイプの歩行車は杖などでの歩行が難しくなった方が使用されることが多く、U字の部分に前腕を置き体重を支えながら前へ進めていくことができます。 病院や介護施設内など段差がない場所での使用想定して設計されているため、段差やでこぼこしている道には適していません。 おすすめ商品 ハンドル型  左右ハンドル型は自転車のようなハンドルが左右についており、左右の方向転換ができブレーキがついている機種が多いです。歩行車の中では最も一般的な種類で、各メーカーがさまざまな種類の商品を出しています。 このタイプの歩行車は比較的タイヤが大きくデコボコした道や屋外でも使用が可能です。また収納部分が大きく買い物などの際に便利なものや外出先で少し腰掛けたいときに椅子としても機能するものもあります。 おすすめ商品 前腕支持型  腕置き型歩行車は肘置き(アームレスト)が付いた歩行車で、ハンドルを握ることができない方や、関節リウマチで痛みや変形などがある方に適した歩行車です。 前傾姿勢でひじに体重をかけて身体を支えるようにして使用する機種です。こちらも中には抑速(速度が上がりすぎないようブレーキをかける)機能がついている機種もあります。 おすすめ商品 シルバーカーの特徴  シルバーカーは歩行器や歩行車と同じく歩行を補助する道具で、各メーカーがさまざまなデザイン・形状の商品を出しています。しかし歩行器・歩行車とシルバーカーは大きく違う点があります。 上で紹介した歩行器や歩行車は体重をかけても支えられるような作りになっていますが、シルバーカーは体重を支えられる仕様にはなっていません。あくまで荷物の持ち運びやちょっとした腰掛に使う程度のものがほとんどです。  またシルバーカーは歩行能力をサポートしたり、リハビリや歩行訓練で使用されるものではないので歩行器・歩行車と違い、介護保険を使ってレンタルや購入ができません。 しかし歩行器や歩行車と比べてコンパクトな商品が多かったり、軽量で折りたたみができ収納しやすかったり便利な機能も多くあります。 おすすめ商品 歩行器の選び方のポイント  上で紹介したとおり、歩行器・歩行車にはさまざまな種類があり何が自分に合っているかわからなくなる方もいらっしゃるかと思いますので歩行器を選ぶためのポイントを3つご紹介します。 ポイント①:どのような機能が必要か  まずは使用される方の身体状態を正しく把握することが大切です。ふらつきなく歩行ができるのか、腕に力は入るのか、手や腕の関節に痛みや拘縮はないかなどを考えて自分にあった機種を選んでみましょう。 ポイント②:どこで使用するか  身体状態を把握した上で、主にどこで使用したいと思っているのかを確認しましょう。屋外であればシルバーカーや左右ハンドル型歩行車、段差のない屋内での使用であれば馬蹄型、腕置き型もいいです。 ポイント③:介護保険を利用するかどうか  もう一つ重要なポイントは、介護保険を利用できるのかどうかです。介護保険が利用できるなら毎月格安でレンタルもできますし、身体状態が変わったとしても別の商品に交換することもできます。介護保険を利用できないのであれば購入もしくは自費レンタルのどちらかになりますが、その場合シルバーカーを選んだ方が金銭的負担は少ないケースが多いです。 どの歩行器を選んだらいいか迷ったら… 福祉用具のプロに相談  本記事では「歩行器の種類と選び方」をご紹介しましたが、高齢者の場合複数の疾患が併発している場合も多くあり、上でご紹介した福祉用具がどなたにでも合うとは一概には言えないというのが実情です。まずは福祉用具や高齢者の身体、福祉用具に詳しい方へご相談してみることをおすすめします。 株式会社千広は熊本県に根差して、地域のご高齢者やご家族の生活を福祉用具で20年以上支援してきた企業です。高齢者の身体はもちろん、豊富な種類の福祉用具を取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 福祉用具について相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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【ケアマネさんから好評!】千広の独自サービスをご紹介

ケアマネさん・利用者さまから喜ばれるサービス 最短即日配送の音速フットワーク  ご利用者様にとって必要な福祉用具がない状態は、非常に不安で危険な状態とも言えます。わたしたちはご利用者様の不安や危険をいち早く改善できるよう、急なご依頼にも対応できる万全な体制を整えています。  物品をすぐにご利用者様の元へ持っていけるよう自社倉庫を所有し、いつでも対応可能なデリバリー専門スタッフを配置しております。緊急時もすぐにかけつけられるよう緊急対応窓口を設置しています。 充実のアフターフォロー  福祉用具を安全にご利用いただくために福祉用具の定期メンテナンスやご利用者様のお身体の状態確認を徹底しています。またわずかな変化にも気付けるよう業界経験豊富な専門スタッフがアフターフォローいたします。  ご利用者様の安全で快適な生活を支えていくために、専門スタッフは定期的に勉強会に参加し常に新しい情報を取り入れることに取り組んでいます。 千広独自の無償レンタル期間  福祉用具レンタルは介護保険利用が前提のサービスでもあり、『入院中』や『介護保険申請の認定期間中』などは利用ができません。 しかし千広は、そういった期間でも転倒や退院後の不安を解消できるよう福祉用具を無償でお貸ししています!「退院する前に福祉用具に慣れておきたい」「認定期間中に何かあったら怖い…」などの声をいただき生まれた千広の独自サービスのひとつです。 購入対象商品のデモができる  一般的にポータブルトイレや入浴用具などの購入対象商品は購入前に実物を見たり試したりすることができませんが、千広はデモ用の商品をご用意しております! 購入する前のお試しや、購入後実物が届くまでの数日間の利用においても、すこしでも利用者さまの不安を解消できるよう努めています。 自社倉庫を持ち商品管理・消毒・メンテンナンスを行う千広だからこそできるサービスです。 レイアウト変更・不要家具の引き取りサービス  福祉用具を導入する際に、安全に福祉用具を設置・利用していただくため、場所移動や撤去しないといけない家具が出てくることがあります。 千広は福祉用具導入時に家具のレイアウト変更はもちろん、不要家具の引き取りも行っています。介護ベッドを導入する際に以前使っていたベッドを撤去する場合は基本的には『無償』で行います。また介護ベッド導入以外でも不要な家具がある際は便利な引き取りサービスを行っております。 詳しくはお問い合わせください! 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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高齢者に多い疾患・ケガ『床ずれ・褥瘡(じょくそう)』と福祉用具の選び方

床ずれ・褥瘡(じょくそう)  「床ずれ」は寝返りができないような寝たきりの方によくなる症状で、長時間同じ箇所が圧迫され血流が悪くなり壊死してしまうことを言います。主にかかとや仙骨部など骨が出っ張っている箇所にできやすく、初期は皮膚の発赤と軽い痛み程度ですがひどくなると皮膚に穴が開き骨まで見えてしまうような状態になる可能性もあります。  「床ずれ」の予防方法としては、身体を傾けたりして血流を滞らせないようにすることが重要です。しかし寝たきりの方の身体を傾けるのはとても大変ですし、ベッドの上となると力が入りづらかったり無理をしてしまうとかえって介助者が身体を痛めてしまうケースも多くあります。これをサポートする福祉用具も実はたくさんあります。 ベッド上などで力が入りにくい場合には「体位変換器」を活用して介助者が楽に体位変換できるベルトのようなものや、クッションのようなものもあります。また介護ベッド上に敷くマットレスも床ずれが起こりにくいよう設計されているものがあり、中には「エアマット」と呼ばれる空気で身体を傾けたりマット全体の圧力調整を自動でしてくれる機種もあります。「介助者の負担を軽減する」ことも福祉用具の重要な役割と考えられており、さまざまな形で介助者を楽にする福祉用具もたくさんあります。 この症状に合う福祉用具 自分に合った福祉用具をプロに選んでもらう⇒ どうやって福祉用具を選べばいい? 福祉用具のプロに相談  本記事では『床ずれ・褥瘡(じょくそう)』とそれに合う福祉用具をご紹介しましたが、高齢者の場合複数の疾患が併発している場合も多くあり、ご紹介した福祉用具がどなたにでも合うとは一概には言えないというのが実情です。まずは福祉用具や高齢者の疾患・ケガについて詳しい方へご相談してみることをおすすめします。 株式会社千広は熊本県に根差して、地域のご高齢者やご家族の生活を福祉用具で20年以上支援してきた企業です。高齢者に多い疾患・ケガはもちろん、豊富な種類の福祉用具を取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 福祉用具について相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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高齢者に多い疾患・ケガ『脳卒中(片麻痺)』と福祉用具の選び方

脳卒中(片麻痺)  「脳卒中」は脳内の血管が破れたり詰まったりして脳の機能が損なわれる病気です。その中でも血管が詰まり一部の脳細胞がダメージを受けることを「脳梗塞」と呼び、高齢者に多い疾患の一つです。 脳梗塞は動脈硬化や血栓が原因とされ、喫煙や飲酒などの生活習慣の影響が大きいと考えられています。  脳梗塞を起こすと一部の脳機能がダメージを受け、右もしくは左半身の感覚がなくなる「片麻痺」や言葉を発せなくなる「失語症」などを引き起こすとされています。ダメージを受ける脳の部位により発症する症状はさまざまですが、今回は片麻痺の場合にどのような福祉用具を選びべきかについて簡単に解説します。 片麻痺の場合に適する福祉用具には歩行補助杖や車いすなどがありますが、片手・片足で身体を支えたり、操縦しないといけないということがポイントです。そのため両手で支えるような歩行器は適さないケースが多いです。動かせる方の手足の筋力が維持できている場合は歩行補助杖、そうでない場合は転倒リスクが高いため車いすを利用することが多いですが、安易に車いすを利用してしまうと元々片足で立つことができたのに筋力が衰え立ち上がることができなくなるなど身体機能の悪化を招く可能性もあるため注意が必要です。 この症状に合う福祉用具 自分に合った福祉用具をプロに選んでもらう⇒ どうやって福祉用具を選べばいい? 福祉用具のプロに相談  本記事では『脳卒中(片麻痺)』とそれに合う福祉用具をご紹介しましたが、高齢者の場合複数の疾患が併発している場合も多くあり、ご紹介した福祉用具がどなたにでも合うとは一概には言えないというのが実情です。まずは福祉用具や高齢者の疾患・ケガについて詳しい方へご相談してみることをおすすめします。 株式会社千広は熊本県に根差して、地域のご高齢者やご家族の生活を福祉用具で20年以上支援してきた企業です。高齢者に多い疾患・ケガはもちろん、豊富な種類の福祉用具を取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 福祉用具について相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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高齢者に多い疾患・ケガ『腰椎圧迫骨折』と福祉用具の選び方

腰椎圧迫骨折  「腰椎圧迫骨折」は骨密度が低くなりやすい高齢者に多いけがです。重いものを持ち上げたり、何かの拍子にしりもちをついてしまったときなどに起こりやすく、腰に大きな負担がかかった際に腰骨の一部がつぶれたように変形することを「腰椎圧迫骨折」といいます。症状としては、腰の激しい痛みや足のしびれなどがあります。  腰椎圧迫骨折を起こす多くの方が骨密度が低下していることが多いことから、骨を丈夫に保つためにカルシウムやビタミンDなどを普段から摂るようにすることも大切です。しかし、腰椎圧迫骨折の直接的な原因は「転倒」など突発的な事故が多いことから、自宅や外出先などで転倒しない環境を作っておくことが重要です。  自宅での転倒事故は意外にも多く、リビングや浴室、階段などあらゆるところに危険が潜んでいます。転倒を予防するために、手すりを設置したり、浴室用の手すりやシャワーチェアを利用したり、雨で濡れると滑りやすい玄関などに滑り止め剤を塗布したり、さまざまな対策が可能です。 この症状に合う福祉用具 自分に合った福祉用具をプロに選んでもらう⇒ 介護保険を使ってお得に介護リフォーム(住宅改修)を行う方法はこちら⇒ どうやって福祉用具を選べばいい? 福祉用具のプロに相談  本記事では『腰椎圧迫骨折』とそれに合う福祉用具をご紹介しましたが、高齢者の場合複数の疾患が併発している場合も多くあり、ご紹介した福祉用具がどなたにでも合うとは一概には言えないというのが実情です。まずは福祉用具や高齢者の疾患・ケガについて詳しい方へご相談してみることをおすすめします。 株式会社千広は熊本県に根差して、地域のご高齢者やご家族の生活を福祉用具で20年以上支援してきた企業です。高齢者に多い疾患・ケガはもちろん、豊富な種類の福祉用具を取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 福祉用具について相談したい方はこちらから⇒ 公式LINEからお気軽にご相談ください!  ただいま千広では、LINEからもご相談受付中です。LINE上でご相談いただけましたら福祉用具専門相談員が個別にお答えいたします。またLINE上で福祉用具を探したり、福祉用具に関するお役立ち情報をお届けしておりますので、まずはお友達登録してみてください! 公式LINEでどんな情報が見れるの?記事はこちら⇒  お仕事などで日中電話がとれない方でも、LINEであればスムーズにやりとりができます。もちろんお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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