福祉用具活用事例(手すり)
この記事では、生活のお困りごとを福祉用具使ってどのように解決したのかを実例をもとに詳しく紹介します。今回は「置き型手すり」をご紹介します。 お困りごと 今回のご相談者さまは通常の木製ベッドを使っておられましたが、年々起き上がりがキツくなってきたそうで、何かに掴まって起きられるようにならないかと困っておられました。普段の生活状況を詳しく伺うと、ベッドから立ち上がる際にふらつきがあり、何度か転倒しそうになったり危ない時もあったそうです。 「起き上がり」「立ち上がり」とベッドに座る際など、あらゆる場面で支えになる福祉用具を選定させていただきました。 解決方法 ビフォー ご相談者さまのベッドは通常の木製ベッドで柵などもついていないものでした。そのためベッド付近には手すりや掴まるところがほとんどなく、ベッドから立ち上がる際にも支えがなく不安定になってしまうような状態でした。このままだといつか立ち上がった際に転倒して大怪我をしてしまうかも…と、とても不安だったようです。 アフター 今回は『たっちあっぷ(CKA -03)』という置き型手すりをご提案しました。この手すりの特徴は、手すり部分がコの字型になっており、ベッドから起き上がる時もベッド横で立ち上がる際でも掴みやすい形状になっています。また手すりの土台部分が写真では見えませんがベッドの下の奥の方まで伸びており、手すりが倒れてしまう心配もありません。 ご相談者さまが手すりを使ってみると、ベッド横での立ち座りも起き上がりもずいぶん楽にできるようになったようで感激しておられました。最初に「置き型の手すり」と聞いた時、ちゃんと安定するのか心配だったようでしたが、使ってみるとかなりの安定感があり安心いただけました。 この事例で紹介した商品