福祉用具の種類と利用方法
福祉用具についてなんとなく知っているけどどんなものがあるのだろう?福祉用具を使ってみたいけどどうしたらいいのだろう?と思われている方に向けて、介護保険で利用できる福祉用具の種類と利用方法を解説していきます。
熊本市利用者数No.1!福祉用具のことは株式会社千広におまかせ。
もくじ
1. 福祉用具とは?
2. 福祉用具にはどんなものがある?
3. 福祉用具を利用する方法は?
4. 介護保険を使って福祉用具を利用する
5. まとめ
福祉用具とは?
福祉用具とは、高齢者や障がい者が日常生活を自立して過ごすために必要な用具のことです。身体機能の低下や障がいによって、移動、排泄、入浴、食事などの日常生活動作が困難になった場合でも、福祉用具を活用することで安全かつ快適に生活を送ることができます。
福祉用具にはどんなものがある?
介護保険で利用できる福祉用具には以下のように様々なものがあります。
1. 車いす、車いす付属品
2. 特殊寝台、特殊寝台付属品
3. 床ずれ防止用具
4. 体位変換器
5. 手すり
6. スロープ
7. 歩行器
8. 歩行補助杖
9. 認知症老人徘徊感知器
10. 移乗用リフト
11. 自動排泄処理装置
12. 腰掛便座
13. 入浴補助用具
14. 簡易浴槽
15. 排泄予測支援機器
お身体の状態に合わせて福祉用具を活用することで、安全かつ快適な生活を送ることが可能です。
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福祉用具を利用する方法は?
福祉用具の利用方法には「レンタル」と「購入」の2つの方法があります。福祉用具のレンタルには、以下のようなメリットがあります。
レンタルのメリット
- 初期費用を抑えられる
- 身体機能の変化に合わせて、用具を交換しやすい
- メンテナンスやアフターフォローを受けられる
- 不要になった場合は返却できる
購入すると数万円かかってしまうものをレンタルすることで数千円の費用で抑えることができますし、故障してしまった際のメンテナンスや交換などアフタフォローも受けられます。
一方、購入には、以下のようなメリットがあります。
購入のメリット
- 気兼ねなく使える
- 好みのものを選べる
- 長期的に利用する場合はレンタルよりも費用がお得になる
購入すると、傷や汚れを気にしなくて済むので自分の好きなように使えるのが嬉しいところです。また福祉用具を選ぶときに、メーカーや機種など選択の幅が広がるのもメリットです。
介護保険を使って福祉用具を利用できる!
福祉用具をレンタル・購入する際に介護保険を利用することで、通常の1~3割の金額でレンタル・購入することができます。例えば、月6000円でレンタルできる車いすが介護保険を利用すると月600円~でレンタルすることが可能になります。
介護保険を利用してレンタルできる福祉用具は、車いす、特殊寝台(介護ベッド)、歩行器、手すり、スロープなど(先述の福祉用具一覧1~11が該当)です。また介護保険を利用して購入できる福祉用具は、腰掛便座(ポータブルトイレ)、入浴補助用具、簡易浴槽など(先述の福祉用具一覧12~15が該当)です。
介護保険制度の詳しい内容についてはこちら⇒
まとめ
福祉用具には数多くの種類があり、同種類のものでもメーカーや機能の違いなどで数十種類のものがある場合もあります。そんな数多くの福祉用具の中から、利用者に最適な福祉用具を選定するのが「福祉用具専門相談員」です。福祉用具専門相談員は「福祉用具貸与事業所」に在籍しています。福祉用具のレンタル・購入を検討されている方は、お近くの福祉用具貸与事業所へ相談してみてはいかがでしょうか?