【高齢者の家が狙われる?】空き巣が嫌がる防犯対策4選

「高齢者宅を狙った空き巣や強盗の被害が増えている」というニュースを目にする機会が増えてきました。
実際、警察庁が行った調査によれば空き巣のターゲットに最もなりやすいのは
・一人暮らしの高齢者
・高齢夫婦のみの世帯
と言われています。
本記事では高齢者の方や、高齢のご家族がいる方に向けて
空き巣が嫌がる防犯対策時実例や高齢者宅の防犯対策を強化する方法などについてお伝えしてきます。
高齢者を狙った空き巣被害が年々増加
冒頭にもお伝えしましたが昨今、高齢者宅を狙った空き巣や強盗のような犯罪被害が急増しています。犯罪が増加する理由や背景には様々なモノがありますが、高齢者宅が狙われやすい理由としては次のようなものが考えられます。
・犯人が逃げやすい環境になっている
・高齢者本人の警戒心が薄い
・防犯対策をしていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 犯人が逃げやすい環境になっている
空き巣は、「侵入しやすく、逃げやすい家」 を狙います。具体的には、
・ 周囲に人通りが少ない(住宅街の奥、袋小路など)
・ 庭や植木が多く、死角がある(隠れる場所が多い)
・家の周りが暗く、防犯カメラがない(発見されにくい)
このような条件が揃う家屋は狙われやすい家、といえるでしょう。
さらに、近所付き合いが少ない場合も、不審者がいても気づかれにくく、「逃げやすい家」ほど狙われやすくなってしまう要因の1つになり得るかもしれません。
高齢者はいわゆる「弱者」です。体力や力では太刀打ちできないからこそ、しっかりとした対策が必要と言えるでしょう。
② 高齢者本人の警戒心が薄い
加齢により、判断力や警戒心が低下しやすい ため、空き巣に狙われるリスクが高まります。
とくに、
・鍵のかけ忘れが多い(「すぐ戻るから」と無施錠にしがち)
・不審者を見ても気づかない(視力や聴力の低下、警戒心の薄さ)
・訪問販売や勧誘を警戒しない(「知らない人でも親切に対応する」習慣がある人は要注意)
などの特徴には注意が必要です。
③ 防犯対策がされていない
「うちは空き巣に狙われることなんてない」と思い込んでいると、防犯対策を怠りがちです。
・防犯カメラ・センサーライトなどがない(侵入者が警戒しない)
・ドアや窓の施錠が簡単に開く(鍵が1つしかない、古い鍵のまま)
・「防犯対策済み」のアピールがない(「防犯カメラ作動中」などのステッカーがない)など
「何も対策されていない家」は、空き巣にとって格好のターゲット になります。
では、どうすれば「狙われにくい家」にできるのか?
次の章では、「空き巣などの犯罪者が嫌がる防犯対策」 を4つご紹介します!
空き巣が嫌がる防犯対策事例4選
前章でお伝えしたように、高齢者宅は「逃げやすい」「警戒心が薄い」「防犯対策がされていない」といった理由で狙われやすい ことがわかりました。
しかし、ちょっとした工夫をするだけで、空き巣が「この家はやめよう」と思う防犯対策をることは可能です。
ここでは、空き巣が嫌がる 4つの具体的な防犯対策 をご紹介します。
すぐに取り入れられるものありますので、ぜひ参考にしてください。
明るくする工夫(ライトの設置など)
空き巣が最も嫌がるのは 「人に見られること」 です。家の周りが暗いと、侵入者が隠れやすくなり、防犯意識の低い家だと判断されてしまいます。
そこで、暗闇や死角をなくし、防犯性を高める工夫があると非常に効果的です。
【 具体的な対策事例】
・センサーライトの設置(人が近づくと自動点灯)
・玄関・勝手口・庭・駐車場を明るくする
・タイマー式室内照明を活用(夜間にランダム点灯で在宅を演出)

「この家はしっかり防犯対策をしている」と思わせることで、空き巣に狙われにくくなる効果が期待できます。
音が鳴る工夫(砂利を敷く・防犯ベルの設置など)
「静かな環境」ほど、空き巣にとって侵入しやすい ものです。
逆に、音が鳴る環境 にすることで、犯行を諦める可能性を高めることができます。
【具体的な対策】
・防犯砂利を敷く(歩くと「ジャリジャリ」と大きな音が出る)
・窓・ドアに防犯ベルを設置(開くと大音量の警報が鳴る)
・インターホンを活用(訪問者の存在を周囲に知らせる)

侵入時に音が鳴る仕組みや工夫をするだけで、空き巣は「この家はリスクが高い」と判断し、侵入を避ける可能性が高まります!
侵入に時間がかかる工夫(窓やドアの強化など)
空き巣は 侵入に5分以上かかると諦める というデータがあるのをご存じですか?つまり、「簡単に入れない家」にするだけで、狙われるリスクを大幅に減らせるというわけです。
【 具体的な対策】
・補助錠を設置(玄関・窓に鍵を追加する)
・窓に防犯フィルムを貼る(ガラスを割りにくくする)
・ドア・窓の施錠を徹底(「ちょっとの外出でも必ず鍵をかける」習慣をつける)

空き巣から見て、「この家は手間がかかる」と思わせることが大切。
侵入に時間がかかる家ほど、空き巣は敬遠します。
顔を撮られる可能性を高める工夫(防犯カメラの設置など)
空き巣が最も恐れるのが、「証拠が残ること」 です。
「この家は防犯カメラがある」と思わせるだけで、犯行を諦める確率を格段にあげることができるでしょう。
【 具体的な対策】
・屋外用防犯カメラを設置(ダミーカメラでもOK)
・「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼る(視覚的な威嚇効果あり)
・カメラ付きインターホンを導入(訪問者の顔を記録)

「証拠が残る可能性が高い家」=狙われにくい家と覚えておきましょう。カメラがあると認識させるだけで、空き巣の心理に大きな影響を与えます。
ここまで、空き巣が嫌がる4つの防犯対策 を紹介しました。まとめると、空き巣が嫌がる家は次のような特徴があります。
・周囲が明るく、隠れる場所がない(センサーライトや屋外照明の設置)
・静かではなく、音が鳴る仕組みがある(防犯砂利・警報ブザーの設置)
・ドアや窓の侵入に時間がかかる(補助錠・防犯フィルムの活用)
・顔を撮影される可能性が高い(防犯カメラ・インターホンカメラの設置)
「侵入しにくい」「目立ちやすい」「時間がかかる」家にすることで、空き巣は犯行を諦めやすくなります。
高齢者の一人暮らしの家や、普段あまり人が出入りしない家ほど、防犯対策をしっかり整えることが大切です。
とはいえ、どの対策を優先すべきか?どの設備が自宅に適しているのか? など、具体的な防犯対策に迷う方も多いはず。
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この記事の著者

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